こんにちは!栃木県にある注文住宅ハウスメーカー 小堀建設です。
もうすぐ暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
暖房が欠かせず、光熱費が……(;_;)というご家庭も多いのでは?
こちらでもたびたび触れてきた小堀建設のパッシブデザインの家は、光熱費がかかりにくい家でもあるんですよ(^^)
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「小堀建設のパッシブデザインとは?前編」https://www.kbr.co.jp/blog/archives/1220
「小堀建設のパッシブデザインとは?後編」https://www.kbr.co.jp/blog/archives/1230
■「冬」に合わせた設計
小堀建設のパッシブデザインは、「冬暖かく、夏涼しい」設計。
しかしどちらかというと、冬を中心にしたつくり方をしています(断熱材の厚さやタイプなど)。
理由は簡単。
夏の暑さは工夫次第でしのぐことができますが、冬の寒さはどうすることもできないからです。
また、1年を通してクーラーをつける期間よりも暖房する期間のほうが長いですし、部屋を冷やすよりも暖めるほうがエネルギーを使います。
例えば、30℃を25℃に下げるのと、5℃を25℃に上げるのと、どちらがより光熱費がかかるかはその温度差からも一目瞭然ですね。
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「栃木県で冬、寒くない家にするためには?」https://www.kbr.co.jp/blog/archives/1933
■夏の暑さを緩和するためには?
「夏の暑さは工夫次第でしのぐことができる」と前述しました。
当社の施工では、主に「日射を物理的にさえぎる」ことで気温を下げるようにしています。
例えば、軒。小堀建設のパッシブデザインでは、軒は夏の高い日差しを遮り、冬の低い日差しは入るように計算されています。
立地にもよりますが、軒はおおよそ60°がちょうどいい角度とされ、長くて91cmくらいまで出すことが可能。
それ以上長くなると、冬の貴重な日射も入らなくなってしまいますし、家全体が暗くなります。
日射遮へいは家の外側で行うと効果が高いといわれており、内側で遮へいした場合と比べて3倍の効果が見込めるそうです。
軒やすだれ、グリーンカーテンなどが代表的な例ですね。
窓の種類も東西南北の方角に合わせて選んでいますし、屋根の断熱を強化して夏の強い光から室内を守っています。
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「栃木ならではの家づくり~暑さ対策編・前編~」https://www.kbr.co.jp/blog/archives/1691
「栃木ならではの家づくり~暑さ対策編・後編~」https://www.kbr.co.jp/blog/archives/1706
■太陽の光は無料!
小堀建設のパッシブデザインは冬の低い日射を取り込むように設計してありますので、日中の暖かい日差しを高い断熱効果によって夜まで保つことができます。
太陽の光は無料ですし、暖房をガンガンに効かせなくて済むので地球環境にもいい影響があります。
「家は何十年もその場所に建っているものだから、その場所にある天然資源をどんどん使って、自然と調和した心地よく暮らせる家をつくりたい」と当社は考えています。
それゆえのパッシブデザインなのです。
自然の力を使う設計+効果的な断熱=空調が効きやすい家
つまり……たくさん冷房・暖房しなくても過ごしやすい
パッシブデザインで光熱費が抑えられる理由が、おわかりいただけたのではないでしょうか(^^)
次回は「栃木県でパッシブデザインをおすすめする理由~健康編~」をお送りします。
お楽しみに♪