家をつくる素材を知ろう!屋根材編・前編

こんにちは!栃木県にある注文住宅ハウスメーカー 小堀建設です。

梅雨の長雨、ゲリラ豪雨、台風、地震……
自然災害に限らず、家はいつも風雨にさらされています。
特に家全体を覆う屋根は、家の中だけでなく外壁も風雨から守る大切な要。

「屋根にはどんな素材があるの?形は?希望のデザインにできる?」
とお悩みの方必見!
小堀建設流・屋根材の選び方を、前後編でご紹介します。
前編の今回は、「屋根の形について」です。

「家をつくる『素材』を知ろう!床材編」はこちらから

「家をつくる『素材』を知ろう!「外壁材編」はこちらから

「家をつくる『素材』を知ろう!「壁材編」はこちらから

 

・寄棟(よせむね)

寄棟屋根は、4方向に勾配をつけた屋根のこと。
4方向全てに軒があるので、風雨から外壁を守る面積が広いのが特長。耐風性も高いです。
一方でソーラーパネルを載せられる面積が狭くなるので、たくさんパネルを載せたい場合は不向きです。

 

・切妻(きりづま)

切妻屋根は、2方向に勾配をつけて三角形にしたもの。
雨漏りに強く、比較的コストが低いのもメリットです。
勾配によっては太陽光パネルを載せる面積も広く取れますし、小屋裏スペースもとれます。
どんな設計・意匠でも対応できる、スタンダードな屋根です。
小堀建設でもこちらの屋根がいちばん多く選ばれています。

 

・片流れ(かたながれ)

片流れ屋根は、1方向にだけ勾配をつけた屋根のこと。
傾斜を南側に向ければ太陽光パネルがたくさん載るので、太陽光発電を最大限に活用したい!という方にはおすすめです。小屋裏も広いものがつくれます。
ただし、南側に流れさせるとそのぶん北側の外壁が高くなり、傾斜によっては3階建てくらいになってしまうことも!
北側斜線制限や道路斜線制限(北側の土地や道路への日射を確保するために設けられた制限のこと)がある土地や、ご近所の住宅状況などを考える必要があります。
分譲地の場合特に注意が必要です。

ちなみに、どんな屋根も必ず傾斜をつくらなければならないので、フラットにはできません。
傾斜が緩いほど耐風性が高いですが、雨漏りのリスクも高くなります

小堀建設のパッシブデザインでは、日射遮蔽のために軒や庇を最大限に有効活用するので、屋根の形はとても重要
そのため軒のないデザインが魅力的なスクエア型をご希望のお客さまには、スクエアのデザイン性を保ちつつ、日射遮蔽のためのご提案をさせていただいています。
例えば、袖壁を出したり、シャッターをつけたり、窓に帽子のつばのような日よけをつけることもできます。
ご希望のデザインとパッシブデザインを両立するアイデアはたくさんありますので、ご安心くださいね(^^)

~後編に続く~

 

 

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