こんにちは!栃木県にある注文住宅ハウスメーカー 小堀建設です。
当社が建てる家は、自然と調和するパッシブデザインの家。
太陽や風などの自然エネルギーを利用して、機械設備に頼らない心地いい暮らしを実現します。
パッシブデザインについてはこちらをご参照ください。
いつも身近にあるパッシブデザインが、そのまま自然災害時の備えになるって、ご存知でしたか?
今回はその理由をご説明します(^^)
・日射遮蔽で家の中を涼しく保つ
自然災害時に心配なのが、停電ですよね。
電気ないとエアコンが使えず、暑さ・寒さが厳しい季節は体調の異変が心配です。
夏に室温が高くなるのは、窓ガラスを通過して入ってくる熱が主な原因です。
パッシブデザインの家は太陽光の入射角を考慮して軒や庇の出幅を設計し、直射日光が室内に差し込む量をコントロールすることで涼しさを保ちます。
また、天井などの断熱性能を高めて、小屋裏の暑い熱が伝わってこないようにします。
窓の位置も考慮しているので、風が通り抜けやすいのも特長。
日射遮蔽と風の力で、エアコンが使えなくても暑さをしのぐことができて安心です。
・日射取得と高断熱・高気密で家じゅうを暖かく
冬は夏とは逆に太陽光を積極的に室内に取り込み、自然から得られる熱エネルギーで室内を暖めます。さらに断熱・気密性能を高めて、外の気温に左右されにくい室内環境をつくります。
もちろん、パッシブデザインにしておけば災害時もへっちゃら!というわけではありません。
「パッシブデザインの家なら、復旧までの時間を比較的快適に過ごせる」ということですので、日ごろから防災意識を高め、準備をしておくことは必須です。
また、蓄電池や発電機などの用意も、無理のない範囲でしておくといいでしょう。
防災月間の9月、みなさんの災害対策に少しでも役に立てば幸いです(^^)