こんにちは!栃木県にある注文住宅ハウスメーカー 小堀建設です。
毎年9月1日は防災の日。また、9月は防災月間です。年に一度のこの機会に、お家の防災について見直す方も多いのではないでしょうか。特に築年数が経過しているお家にお住まいの方は耐震性が気になり、耐震リフォームを考える方も少なくないと思います。
■耐震基準は大きな地震があるたびに見直されている
まずは建築基準法による耐震基準について少しご紹介させてください。
現在新築する建物は、建築基準法によって耐震基準が定められています。また、建築基準法では家族の命や財産を守る「家」の強度を上げる必要があるとし、「数百年に1度発生する地震の力に対して倒壊・崩壊せず、数十年に1度発生する地震の力に対して損傷しない程度」を「耐震等級1」として、全ての木造建築に義務づけました。
耐震等級は1~3まであり、耐震等級2は1の1.25倍の強度、耐震等級3は1の1.5倍の強度に計算されています。
ちなみに、小堀建設の家は全棟 許容応力度計算による耐震等級3。度重なる地震にも耐える、地震に強い家づくりをしています。
詳しくはこちらをご覧ください
「小堀建設は全棟『許容応力度計算による耐震等級3』です!」
耐震基準のあゆみについてごく簡単にまとめると、耐震基準が初めて定められたのは建築基準法施行の1950年(旧耐震基準)。その後1981年に大改正が行われ、耐震基準も新しくなりました(新耐震基準)。
さらに2000年に建築基準法が改正され、現行の耐震基準に見直されます(2000年基準)。大きな地震があるたびに、耐震基準は厳しくなってきました。
1981年以前、1950年以前の歴史あるお家にお住まいの方は、耐震性が気になるところですよね。実際に、耐震リフォームをするか、新築に建て替えるかでお悩みのお客さまは多く、当社でもたくさんの方にご相談をいただいています。
■耐震リフォームと建て替え、どちらがいい?
耐震基準はあくまで「大地震が発生したときにすぐに崩落・倒壊して住む人の命を奪う」ことのないように定められた基準であって、「地震の後も住み続けられる」ための基準ではありません。小堀建設が採用している「耐震等級3」は、地震に耐えてなお、住み続けることができる強度です。
耐震リフォームで耐震等級を上げるには、一度家を構造だけ残して丸裸にして、再構築する必要がありますので、住みながらリフォームは基本的に難しいです。
制限があるぶん設計も難しい、素材が限られる、リフォーム中の仮の住まいが必要などの理由から、新築よりもコストがかかってしまうことがたびたびあります。さらに、新築は間取りの自由もきくし、優れた耐震・断熱性能を備えた家づくりができます。
しかしながら、代々受け継いできた歴史あるお家を残したい、あるいは住んでいるご家族の事情、などなど、「新築のほうがコストが安いから、建て替えましょう」と簡単にはいかないお客さまも多くいらっしゃいます。
小堀建設は、お客さまの「想い」をいちばんに考えます。
リフォームと建て替えのどちらがよいかは、お客さまそれぞれ。お家に対する「想い」に寄り添い、最善のご提案をさせていただきます。
旧家のリフォームは、設計の面でも施工の面でも、とても難しいです。
小堀建設には技術が高く頼りになる大工さんがたくさんいますので、安心してご相談ください。もちろん、ご相談いただいた結果、新築住宅に建て替えとなった場合も喜んで対応させていただきます。
リフォームか新築かでお悩みの方は、ぜひ一度当社スタッフにご相談くださいね。