サイトを見て、会いに来てもらう。
「小堀建設らしさ」を画面越しに届けた記録。
プロジェクトについて
CASE
小堀建設のコーポレートサイトを、全面的につくり直したプロジェクトです。
地域に根ざし、完全自社設計の注文住宅を手がけてきた50年。その積み重ねは確かにある。けれど、サイトを訪れた方にそれが伝わり、次の一歩へつながっているだろうか——問い直したのが出発点でした。
まず決めたのは、「木のぬくもり」をデザインの軸に据えること。そのうえで、施工事例から家づくりコンセプトへ、性能情報からお客様の声へと、知りたいことが自然につながっていく導線をつくる。そして最後は、見学会やモデルハウスの予約というリアルな出会いへ。
画面の中で完結させないサイトを目指した、約5ヶ月間の記録です。
- プロジェクト種別
- コーポレートサイト全面リニューアル
- 対象サイト
- http://www.kbr.co.jp/
- 公開年月
- 2025年7月
- プロジェクト期間
- 約5ヶ月
- ページ数
- 全45ページ
- 担当人数
- 10名(社内8名/制作パートナー2名)
プロジェクトメンバー
Nさん
営業部/2014年新卒入社
Tさん
DX戦略課/2024年中途入社
Tさん
設計部/2020年中途入社
課題と解決プロセス
課題.1
「木のぬくもり」が、画面から伝わっていなかった
実際に完成した家に足を運べば、無垢の質感も、光の入り方も、すぐに伝わります。けれど旧サイトでは、その空気感までは届いていませんでした。そこでデザインの軸を「木のぬくもり」に一本化。色味、余白、写真の選び方まで基準を決め、撮影も暮らしのシーンが伝わるカットに切り替えました。会社の説明ではなく、暮らしそのものを見せる。それが今回のブランディングの出発点でした。
課題.2
ページ同士がつながっておらず、そこで終わっていた
施工事例を熱心に見てくださった方が、そのまま離脱してしまう。旧サイトではよくあることでした。原因は、次に知りたい情報への道がなかったことです。事例を見た方はその家づくりの考え方を知りたくなる。性能を調べた方は実際に住んでいる方の声を求める。お客様の関心が動く順に、関連コンテンツをつなぎ直しました。回遊してもらうためではなく、迷わせないための導線です。
課題.3
サイトの先にある「来場」まで、つながっていなかった
家づくりは、サイトだけで決まるものではありません。最終的に必要なのは、実際の空間を体感していただくこと。そこでサイトの役割を「予約への案内役」と定義し直しました。どのページを見ていても見学会・モデルハウス予約にたどり着けるようにし、開催情報は日々更新できる仕組みに。展示場やイベントの魅力を伝えることに、ページ設計の力を集中させました。
担当者の声
会社の伝え方を、外の目で見つめ直した半年でした
社内にいると、当たり前になってしまうことがたくさんあります。木の質感へのこだわりも、完全自社設計であることも、私たちにとっては日常でした。でも改めて言葉と写真にしようとすると、「これは他社にはないことなんだ」と気づかされる。制作パートナーに何度も質問されるなかで、自分たちの価値を自分たちで理解し直した半年だったと思います。公開後、「サイトの雰囲気が好きで」とご来場いただいたときは、狙いが届いたと実感しました。
サイトを見て来てくださるお客様は、話が早い
リニューアル後、見学会でお会いするお客様の質問が変わりました。以前は会社の基本的なことから説明していましたが、今は「この事例のこの部分をもっと知りたい」と具体的な話から始まります。サイトである程度理解したうえで来てくださるからです。打ち合わせの中身が濃くなる。それは接客の質そのものが上がるということでした。現場の仕事とサイトはつながっているのだと、初めて実感しました。
完成・公開

2025年7月、新しいコーポレートサイトを公開しました。変化はすぐに現れました。一つのページを見て終わりだった方が、次のページへ、さらにその先へと読み進めてくださるようになった。そして見学会やモデルハウスに、「サイトを見て」と足を運んでくださる方が確実に増えました。画面の中で完結させないという狙いが、形になった瞬間です。数字以上に大きかったのは、社員一人ひとりが「うちはこういう会社です」と同じ言葉で説明できるようになったこと。サイトは公開して終わりではなく、育てていくもの。この採用サイトも、その延長線上にあります。